人財募集のお話。
人財募集=求人を出すのは技術者やコンサル等を集める為です。
募集の露出度、良質な案件、マージン率が勝負になるのですが、
採用する方としては良質な人財に来て頂きたい。今迄の面談人数は数千人になるかもしれません。
実に数多くの方にご面談頂きました。この経験により得られた知識を書ける部分のみ書きます。
職歴書や履歴書を拝見した後、初心者、若手、中堅、ベテラン、老年で大体の着眼点を設定します。
初心者であればやる気と体力が主です。
若手であれば伸びしろと好感度、中堅であれば実績と飛躍、ベテランであれば実績と安定感、
老年であれば人脈と安全性です。
この業界の常として、若手が欲しいのは共通でしょう。若手数人+中堅でチーム編成する事もあります。
会社の理念に沿って育成したいですからね。当たり前です。さもなくばタコ部屋の人足募集、
人足寄場での募集と同じです。
就業して1ヵ月では成長しません。どれくらいで成長するかは不明です。成長したは良いが自分で
起業して立派になりました、では困るわけで、間断なく良質な仕事を提供し続けるなりして
定着率向上を図る必要があります。ですが優秀な人は無理です。引き留めようとすることは土台無理な話です。
枯木寒巌(私もそうです)の趣はありがちですが、世の社長はほぼ全て、自社は人(特に良い人)が集まる場所で
ありたいと思っているでしょう。
そんな時、何をどうすればいいのか?
私もわかりませんが、ハッタリ(夢ともいう)と社長の個性がほぼ全てではないでしょうか。
いろんなもの(人から借りてるもの、自分のものじゃないもの)を取り去った後に残るものしか
人は見てないと思いますよ。
話のまとめとしては、
初心者 :体育会や文サ連での活動、体力測定値、素頭の良さ
若手 :実績の急伸度、夢、笑顔、人柄
中堅 :腕への自信、下士官
ベテラン:一周回った感、世間知ってる感、家庭、温和
老年 :健康、肩書、切迫感、目と頭しっかり
ぐらいをアピールすれば確度向上かと。保証はできませんがね。