2020/02/08


早くも2月の第1週が終わります。新型肺炎の国内患者数は約100人。BCP策定支援を謳っている会社の方々、今こそ出番です。
担当者が肺炎で出勤停止で業務停滞とかシャレになりません。
消毒用アルコールが売り切れなら日本に輸入されてるかどうか知りませんが100度近いウォッカで消毒が可能です。
以下のURLに参考になる情報(但し中小企業が対象)が載っていました。
https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html
これが外から見た理想的な状態、というだけであって読んだだけで実現出来ることではないでしょう。
なにかあっても即応できるのは組織の伝統故、とだれかが言ってた記憶があります。
染み込んでるんでしょうね。

BCPを発動するかどうかは経営層の判断です。
CIOが委員会等を招集し検討した上でCEOにBCP発動を進言する、のが通常かと思います。
曜日や時間帯によっては招集不能かしれないしその場合どうする、とか
今回は縮退レベルどうする、とかそもそも仕事するの、とか想定しておくべき事はたくさんあります。
訓練は気軽にできません。組織の規模が大きいほど困難です。
賭けても良いですが、大企業は殆どやれてないんじゃないでしょうか。

しかし上のURLのDLファイルですが、ガワだけであんまり不親切な印象です。
やるべき事とやるべきでない事を理由と趣旨を含めて例として書いてくれていた方が良いんではないですかね。
なんなら実運用の(よく出来た)文書一式のみでもいいと思いますけど。
切迫感が伝われば心構えもある程度できるでしょうし、そうなれば当座は器用にしのげそうですからね。
組織の一体感や緊張感を維持する為にもBCP強化月間とラウンドでの死守チームの設定、も面白いんじゃないかと思います。