2020/01/15


前回は愚痴で今回は地域医療連携についてです。
制度の趣旨はスケールメリットの追求、病院の独立性を前提とした機能分化と継ぎ目の無い連携の推進、重複サービスの削減等による健康寿命の効率的な延伸でしょう。
まずは信頼関係醸成でしょうから、共同購買で目に見えるコスト削減、(対面での)共同研修で同一文化の創造と。
局面では地域医療連携、終局は制度再設計による地域医療統合(非営利ホールディングカンパニー型法人制度)という話は
ここに書いてもしょうがないので、地域における医療での、連携という局面において弊社が何がご提供可能かを記載します。

まずは医療情報連携ネットワーク関連でしょう。導入における効果では、”~向上した”、”~進んだ”、とかは直接的な効用ではないので
除けば”~負担軽減”が目立ちます(※1)。目に見える効果です。
基盤は以前書いた閉域網でしょう。ごく最近偉い人に教えてもらったのですが、選択できる網には地域性等が大きく関係するみたいです。
昨年検査院から指摘された事に関連して、メール頂ければ一面の解決(可能かもしれない)案をお伝えいたしますけど如何でしょうか?、医院の院長先生。

次に医療連携推進業務です。
(1) 医療従事者の資質向上に関する共同研修
(2) 医薬品・医療機器の共同購入の調整、その他の物資の共同購入
(3) 参加法人に対する資金の貸付け、債務の保証、基金を引き受ける者の募集
(4) 医療連携推進方針に沿った連携を推進するための○○事業

(1)はN/W越しでは動画はまず無理でしょう。音声(一番重要)も怪しいです。
(2)、(3)はやれることありません。(4)は共同事業。やはり事業会社は外出しで医療機関の枠外に置くようです。
知名度獲得、サービス提供圏拡大となれば地域団体商標の登録も当然視野でしょう。
株式や持分の保有は必須ではない様なので事業協同組合化は可能の様子。
温泉や薬草栽培、日常の食事の献立、長寿の秘訣等で見込ありそうですかね。やれることありません。

長々と書いてきましたが、出来る事はネットワークやストレージ、各種中間サーバ、個人や資格での認証、それら運用等の下回り、でしょうか。
ただ、地域って遠いですね、、、
※1:「ITを利用した全国地域医療連携の概況 (2015年度版)」日医総研ワーキングペーパーなど