2021/02/24

以前から書きたかったことを書きます。
システム発注の方法について。
ベンダ間や経験のある会社さんであれば自明なんですけど。
通常はRFPとRFIを出してどういう会社に何をやってもらいたいかを明確にします。
企画・要件定義工程は準委任で行い、基本設計以降は請負、が多数でしょう。
大規模・複雑であったり、重要データがある場合は企画段階でNDAを締結します。

このRFPと要件定義、経験等がないとお客さんは自力ではまず作れません。
『ストーリーで学ぶ要件定義実践入門』、『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』等
https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/index.html
これらの文書もあるにはありますが、読んでわかる様なら自力で書けます。
結局は要件定義から当方が委任で入らないと後続の設計・開発ができないのです。
この段取りにどうしても不都合があるお客さんの場合は、不本意ですが最初から小規模ラボ型をお勧めしています。
プロジェクトが失敗する可能性が高いので不本意なのです。
家建てる場合と同じです。建築士のいう事は聴いた方が宜しいでしょう。