書店減少に歯止めをかけよ! 経産省が課題を集約 対応策を検討へ(朝日新聞、2024年)。
街中の書店の減少への対策。何であれ、需要が増大して供給経路が太くなれば規模も大きくならざるを得ません。鉄鋼とか自動車とか。この場合の需要とは情報とか教養とかへの需要のことで、供給経路はネットです。効率的に需要する人たちはネットで完結してしまいます。
町の書店の生き残り策としては、メジャーを捨ててマイナーへ、地域限定情報とか店主が書いた本とか。作家のサイン会とかは一過性、打ち上げ花火、でおしまいでしょう。
規模が必要になった商品だけの取扱いじゃどうにもこうにも。
リアルな店舗を持つことを活かすならその場での体験、、、って何があるでしょう。
封蝋、篆刻・花押、装丁とか創話教室とか。
ところで、紙の匂いって独特ですね。でも工業製品だからどこでもおんなじ。大きい書店の方が匂い強くて一層”本屋らしい”。トイレ行きたくなるのは決まって大きい本屋で、です。
地域に場を占めるってその地域の匂いを含んでこそ、と思ってるんですが。
変えるんなら需要者からの出力方面、増やすんなら革とか蝋の匂い方面、つながるんなら地域の博物館、古刹など、でしょうか。
この話題、次回も続きます。取り留めなく。