2020/06/25


何でもかんでもという印象ですが、アジャイルだそうです。
WBSの実例としてはFA-18の例が有名ですけどアジャイルはグリペン。効率的なんですね。
実は私はWFで育った人間なので実地の経験は無きに等しいのです。
強いて近しい経験を探せば、サーベイランスシステムを作ったときに
アパートの一室に3人で籠り一緒になってVSを使っていた時がそれに当たるかもしれません。

私にはアジャイル経理とかアジャイル総務を想像することは困難です。
アジャイルが向く場合と向かない場合があったとして、昔ながらの官僚的なやり方の組織との並存はどうするんでしょうね。
とか書くと適合性の見極めや導入時の留意点をキチンと踏まえていればそんな心配は無用、
とおっしゃる方々がたくさんいそうです。本当でしょうか。

システムの観点から見ると、サイクルの短縮化は製品リリースの短縮化と同義ですけど、予算、人事、目標調整も
全部2週間程度のサイクルで回すんですから大変です。
チームの階層構造で上位チームもアジャイル、おじさんおばさんはついていけるんでしょうか。
無用な配慮ですけど。それより下請けにとってはアジャイルの導入ではなく、アジャイルを導入した顧客企業への追従が重要です。

20人以下、がアジャイルチームの規模として適当らしいです。
苦労しなくても出せる声が届く範囲で、ということなんですね。
マイクロバスの定員でもあるし、この規模の集団の運動律に沿った回帰だというのが今のところの私の理解です。