2025/03/30

「令和の百姓一揆」 農家が所得補償求め、都心をトラクターでデモ(朝日新聞、2025年)。
一人当たりの米生産量(Aiより)。
項目 1950年代 2020年代 備考
田んぼの面積 約601万ヘクタール 約437万ヘクタール 約3割減少
就農人口 約3,767万人(全人口の45.5%) 約210万人 高齢化が進行
米の生産量 約457万トン(1883年) 約778万トン(2018年) 消費量の減少や政策の影響で減少傾向
生産効率 約200〜250kg/10アール(1883年) 約540kg/10アール(2012年) 約2倍以上に増加

田の面積の減少分を収量増加がなお補って生産量が増加。
生産量/就農人口は30倍になってるから収入も30倍、単純計算で。

費用面(同じく)。
① 農機具の値段(目安)
種類 新品価格帯(目安)
トラクター 100万~1,500万円以上
コンバイン(稲刈機) 300万~2,000万円
田植え機 80万~1,200万円
管理機(耕うん機など) 10万~50万円
乾燥機(米乾燥機) 100万~500万円
精米機・籾摺り機 50万~300万円
ドローン(農薬散布用) 100万~300万円
草刈機・刈払機 3万~20万円
※グレード・馬力・オプションによりかなり差があります。
※中古市場も活発で、価格は大幅に下がることが多いです(新品の1/3〜1/5くらい)。

② 農機具の減価償却期限(耐用年数)
税法上(「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」に基づく)、 農機具の耐用年数はだいたい以下の通りです。
種類 耐用年数(法定償却年数)
トラクター 7年
コンバイン 5年
田植え機 5年
管理機・耕うん機 5年
乾燥機 7年
精米機・籾摺り機 7年
農薬散布用ドローン 5年
草刈機・刈払機 4年

これが効いてる印象。まず圃場として田んぼの利用効率が低すぎる。
米のみで年1回。
それに特化した高額な生産設備。

連作できる米、畑で作れる米とか田で作れるブルーベリーがあったらどうなんでしょう。
面白いかもしれません。