2024/07/09

日本経済の需要不足、年8兆円に拡大 GDP改定受け内閣府が再推計(朝日新聞、2024年)。
昨年はマイナス0.4%、ちなみに総人口減少率はマイナス0.48%、大体同期してるのか。生産人口の減少率は総人口の減少率以上だろうから生産性は上がってると判断していいのかもしれない。
生産性はIT投資の影響するところ大、もっともっと投資するべきなんでしょうね。

少し前、『科学と資本主義の未来』を読むと書きました。昨日読了。感想は別段驚くような結論はなく抗えない変化のなかで国がすべき事、できる事の必然と効用が記述されているなあというもの。
後半になると中央集権体制における予算配分にまつところ大、という印象が強くなり結局教育・医療・福祉政策かいな、という感じ。

視点と視座と言います。「人と社会の未来研究院」というところは以下の3つの方針を掲げておられるようです。
「学内での学際連携による総合知の創出」
「産業界や行政などの社会連携から創発する新たな研究の推進」
「人文社会科学の知見の学術的発信機能の拡充・強化」
税金で研究してるんだから当然成果が求められるんでしょうし、出口としての戦略があれば入口としての戦略もあるでしょう。
入口戦略は少しロマンチックにしといて情報発信、出口戦略は政策としての実効性や必然の訴求・ファシリテート、でしょうか。
『ポスト資本主義社会』も読む予定。