2020/01/09


ベトナムちゃんというお店、ご存じの方も多いでしょう。
知り合いのベトナム人に家庭料理をふるまわれ、ベトナム料理に興味を持ち行ったことがあります。
非常に健康的な料理でした。
外国の人、最近よく見かけます。どこをどう伝ってくるのか、入れ代わり立ち代わり新顔を見かけます。
あなたは一体何をしに日本へ?、とは聞きませんが何をしたくて日本へ来たのですか?、とよく聞きます。
相手は留学生とかレジ打ちの人ですけど、日本でレジ打ちしたくて来たわけではないでしょう。
中央銀行出身者など大変優秀な人もいます。
アニメに興味があった(これが一番多いw)、文化に触れたかった、親族がいる、稼げる、、、色々です。
あまりに日本人が高いので、これで日本語がしゃべれてITに興味があれば、と思い声がけしたことは2、3ではなかったですね。

鈍感な私でも、彼ら彼女らの表情から何かをしたいのではなく、かくありたいと思っていることは読み取れます。
為して成る、でしょうか。行為、遷移、状態です。
行為ばかりではGPSの壊れたカーナビみたいなものです。どこへ行くか知れたものではありません。
状態ばかりでは夢想、妄想です。
今どこ?、今いくつ?、今なに?、今どう?、それで今後どう?、、、適宜挿入すると。
何がしたいの?、ではなく、どうありたいの?、と聞くべきだったのです。

料理を食べるとき、目の前に胡椒とタバスコを黙って出されました。
私が辛口のお菓子を食べていたのを記憶していたのでしょう。
沈黙はガンジス河の修行僧の如く、観察はパリのマヌカンの如く。
ファッションコーディネーターっていうんでしょ、知ってますよ。