2019/11/17


先日、ある会社様に行ってきました。元々の専門が違うらしい方がご担当だったのですが、
その方が一生懸命システム用語を駆使して説明しようとしておられました。
こちらは、ああ多分このことなんだろうな、とかこれは多分あれを踏まえてないんだろうな、とかを内部で補足して聞いていたのです。

あることを評価なりしようとすると、その世界の中での価値的な良悪で判断せざるをえません。
出来るかどうかとか、やって意味あることかどうかは別の世界の価値観で、システムの世界の価値観ではありません。
そこでは好き嫌いとか、他社への追従とか、あまった予算とかの世界で、それはまた上位の世界に密着しています。
この世界での評価もやはり、その世界の中での価値的な良悪で判断します。
当世界での論理と言葉を使って、です。言葉とは用語です。

上流工程が弱い、という話をよく聞きます。(例:うちは上流工程が弱くてね~w)
それは、言葉が用語として陳腐で粒立ちが不足し、相手の考えを深化させないからではないか、
と思っています。

コーヒー淹れて、もう少し仕事です。